【合同会社設立】ゆうちょ銀行で法人名義の口座を開設する方法

ゆうちょ銀行で作った法人名義の口座の通帳とキャッシュカード

会社を設立する際は、様々な手続きが必要となります。

法務局で法人設立登記が終わった後にやるべきことは「法人名義の銀行口座を開設する」ことです。

でも、法人名義での口座開設は個人のときのように、窓口で申し込み手続きを行えば、その場ですぐに通帳やキャッシュカードがもらえるというわけではありません。

というのも申し込みを行った金融機関での審査があるため、申込みから口座開設までに1~2週間ほど時間がかかってしまいますし、審査の結果、口座開設そのものがNGになってしまうこともよくあります。

ただ、銀行の中でもゆうちょ銀行は審査に通りやすい傾向にあり、実際に私も3~4箇所の銀行に法人名義の口座開設の申し込みを行いましたが、結局、会社設立直後に口座開設できたのはゆうちょ銀行だけでした。

実際に上記のようなゆうちょ銀行の通帳とキャッシュカード(デビットカード機能付き)が手に入り、口座を利用することができるようになるのは、申込みを行ってから約2週間ぐらい後で、それらは会社宛に郵送で送られてきます。

そこで今回は、ゆうちょ銀行で法人名義の預金口座を開設する具体的な方法について、申し込みに必要なものから具体的な手続方法まで詳しくお話していきます。

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法人名義でゆうちょ銀行口座を開設するために必要なもの

まずはじめに、ゆうちょ銀行で法人名義の口座を開設するために必要なものについてお話していきます。

【必要なものその1】法人の履歴事項全部証明書

会社の登記事項証明書は法務局で入手

まずはじめに必要になってくるのが、法人の履歴事項全部証明書の原本です。

この書類は法務局で600円ほどの手数料を支払えば手に入れることができます。

>>【合同会社設立】法務局で登記事項証明書(登記簿謄本)を入手する方法

【必要なものその2】本人確認書類

小規模企業共済の貸付で必要な運転免許証

次に必要になるものが、郵便局に来店した人の本人確認書類です。

基本的には運転免許証などの顔写真付きの物が必要となります。

【必要なものその3】法人番号が確認できる書類

合同会社設立後送られてくる法人番号通知書

次は法人番号が確認できる書類です。

基本的には、法人番号指定通知書(コピー)でOKです。

>>【合同会社設立】法人番号指定通知書はいつ届くのか?

法人の設立登記直後でまだ手元に法人番号指定通知書が届いていない場合、法人番号検索サイト(国税庁)の検索結果を印刷したものでも代用可能です。

>>法人番号公表サイト|国税庁

【必要なものその4】法人の印鑑証明書

会社実印の印鑑証明書を法務局で受け取る

法人の印鑑証明書は、法務局で入手(450円)することができます。

>>【合同会社設立】法務局で印鑑証明書を入手する方法

【必要なものその5】株主名簿または(主要)出資者名簿

ゆうちょ銀行の口座開設で必要な出資者名簿の雛形

出資者名簿はこのような感じのものを自分で作って提出していきます。

【必要なものその6】法人設立届出書

税務署に提出する法人設立届書の書き方

これらの他に、設立から6ヶ月未満の会社の場合は法人設立届出書(税務署に提出する書類)の控えなどの提出も必要となってきますので、税務署への届出がまだの場合は、口座開設の前にそちらの方から手を付けていく必要があります。

>>【合同会社設立】税務署提出の法人設立届出書の書き方と手続き方法

【必要なものその7】代表者印

会社設立で使う代表者印

後ほど郵便局の窓口で受け取る口座開設の申込書には、代表者印(会社実印、会社代表印)の押印箇所があります。

まだ会社の印鑑を作成していない場合は、このタイミングで印鑑を作成しておきましょう。

>>会社設立で必要な印鑑(代表者印、角印、銀行印)を安く購入する方法

【必要なものその8】会社の電話番号

会社名義の固定電話としてスマホのIP電話を契約

後ほど郵便局の窓口で受け取る口座開設の申込書には、会社の電話番号を記載する欄があります。

基本的に、口座開設の申込などでは個人の携帯電話番号を会社の電話番号にすることはできません。

まだ会社に電話を引いていない場合は、口座開設の前までに会社用の固定電話(IP電話も可能)を準備しておきましょう。

>>【会社固定電話】最短2日で開通するIP電話(050plus)の申込方法

【STEP1】最寄りの郵便局で法人口座の開設用紙を受け取る

郵便局で法人口座開設用紙を受け取る

ゆうちょ銀行で法人口座を開設するためにまずやるべきことは、最寄りの郵便局で口座開設に必要な書類を受け取ることです。

郵便局に行き、「会社を設立したので、法人名義の口座を作りたいのですが・・・」という感じで窓口の人に声を掛ければ、以下のような書類を受け取ることができると思います。

郵便局で受け取った法人口座の開設申し込み書類

この書類を受け取る際に、窓口の人が申し込みに必要なものや手続きの流れなども説明してくれます。

ただ、法人名義の口座開設は稀なケースなので窓口の人も具体的な手続方法を調べながらの対応になることもありますので、時間に余裕を持って郵便局に行くことをおすすめします。

【STEP2】書類に記入&捺印する

次は、先ほど受け取った書類に必要事項を記入&捺印していきます。

【申し込み書類その1】総合口座利用申込書

ゆうちょ銀行の総合口座利用申込書

【申し込み書類その2】印鑑票

ゆうちょ銀行の法人口座開設の印鑑票

【申し込み書類その3】お取引目的などの確認のお願い

お取引目的などの確認のお願い

具体的な記入方法については、窓口の人に尋ねれば丁寧に教えてくれますので、安心してください。

【STEP3】郵便局の窓口で書類を提出する

上記の書類の記入と捺印、その他に必要なものが揃ったら、郵便局の窓口でそれらの書類を提出していきます。

この段階では窓口の人が書類のチェックをしてくれますが、実際の審査は本社の方で行われます。

そのため、審査を担当する部署で書類の不備などが発覚した場合、提出した郵便局の方から申込書に記載した会社の電話番号に連絡が入ることもあります。

ですので、書類を提出した段階から記載した電話番号は使える状態にしておきましょう。

【STEP4】郵送で送られてくる通帳を受け取る

ゆうちょ銀行口座の審査は、電話連絡で合否が伝えられるのではなく、通帳の郵送を持って口座が開設したことを知らせるという形になります。

法人名義のゆうちょ銀行の口座の通帳

今回の場合、口座開設の申込を行ってから通帳が送られてくるまで1週間ぐらいでした。

ですので、ゆうちょ銀行の口座開設の申込を行ったら、会社の郵便ポストを設置していおきましょう。

>>【合同会社設立】郵便ポストの設置と郵便局への届出手続き方法

【STEP5】キャッシュカードを作る

通帳を受け取ったら、もう一度口座開設の申し込みを行った郵便局に以下に記載のものを持って、キャッシュカードを作りに行きましょう。

  • 通帳(上記で受け取ったもの)
  • 代表者印
  • 本人確認書類(運転免許証など)

窓口で簡単な書類に会社名や住所などを記載し、最後に4桁の暗証番号を端末入力(窓口に備え付けのもの)すれば、キャッシュカードの申込みは完了です。

ちなみに、このキャッシュカードを作る申込書にデビットカードを作るかどうか記載するチェックボックスがありますので、デビットカードを作る予定がある場合は、このタイミングでそのチェックボックスにチェックを入れておきましょう。

この申し込みをしてから3~4日ほどでデビットカード機能付きのキャッシュカードが会社宛に郵送で送られてきます。

法人名義ゆうちょ銀行口座のキャッシュカード

お疲れ様でした。

これでゆうちょ銀行での会社名義の口座の開設手続きは完了です。

【補足】お取引に関する届出書(特定法人)

ゆうちょ銀行の口座開設から半年ほど経過した頃、ゆうちょ銀行から会社宛に「お取引に関する届出書」が届きました。

お取引に関する届出書(特定法人など)

この書類は自分の会社が特定法人であるかどうかを届け出るためのもので、本来であれば口座開設の段階で提出するものだそうですが、今回のケースでは口座開設後に提出するという流れとなりました。

今回設立した会社は特定法人に分類されます(下記の分類チャート参照)ので、上記の書類の特定法人のところにチェックを入れて郵送提出すればOKです。

特定法人であるかどうかを判定するためのチャート

届出書を郵送で返送

最後に一言

今回は、【合同会社設立】ゆうちょ銀行で法人名義の口座を開設する方法についてお話しました。

会社設立後は信用が低いため、なかなか法人名義で銀行口座を開設することができないと思いますが、ゆうちょ銀行であれば比較的スムーズに口座を開設することができると思います。

是非参考にしてみてくださいね。

それでは!

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