会社を設立する際は、様々な書類を各省庁に提出する必要があります。
合同会社の設立登記では、役員(代表社員、業務執行社員)個人の実印の印鑑証明が必要となります。
とはいうものの、会社設立や大きな契約をしたことのない人の場合、印鑑証明の取り方がわからないこともあると思います。
そこで今回は、役員個人の印鑑証明の取得方法について、詳しくお話していきます。
【STEP1】市区町村の役場に行く
個人実印の印鑑証明は、役員となる人が済んでいる市区町村の役場で入手することができます。
基本的には、本人に役場に行ってもらってきてもらう(一人社長の場合は自分でもらいに行く)ようにしましょう。
なお、印鑑証明を受け取るために必要なものは以下のとおりです。
【必要なものその1】印鑑登録証
印鑑登録証とは、実印を登録した時に受け取るもので、6桁の登録番号が記載されたものです。
次に説明する申請用紙への記入や窓口での確認で見せなければなりませんので忘れずに持っていきましょう。
ちなみに、印鑑カードなんて持ってないよという人は、もしかしたら印鑑登録そのものを行ったことがない可能性がありますので、そのような場合は実印にしたい印鑑を持っていって印鑑登録の手続きから行ってください。
【必要なものその2】身分証明証(免許証など)
印鑑証明書の申請用紙を提出する対に本人確認のために、身分証明書の提出を求められます。
免許証や保険証などでOKですので、持っていくようにしましょう。
【必要なものその3】お金(約300円)
印鑑証明の発行には300円ほどの手数料が必要です。
【STEP2】申請書類に記入する
役所に到着したら上記のような申請書(役所内でもらえる)に名前や住所、電話番号などを記入し、窓口に提出していきましょう。
後は簡単な身分証明書のチェックや、印鑑証明書が必要な理由を聞かれたりしますが、「会社の設立登記のために使います。」などと答えればOKです。
【STEP3】印鑑証明書を受け取る
役所が混んでいなければ10分ほどで印鑑証明を受け取ることができます。
後は、会社の設立登記申請書類と一緒にこの印鑑証明書も提出していきましょう。
お疲れ様でした。
これで印鑑証明書の入手は完了です。
最後に一言
今回は、【合同会社設立】役員個人の印鑑証明を市区町村役場で入手する方法についてお話しました。
印鑑証明書は、役員個人が市区町村役場に出向いて入手する必要があります。
手続自体は簡単ですので、ちゃちゃっと入手してしまいましょう。
それでは!