【棚卸の仕訳】棚卸表ができた後の具体的な仕訳例(決算編)

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棚卸資産の具体的な仕訳方法について

棚卸表が出来上がったら、棚卸資産の合計額が分かってきます。

その金額を元に、期首に入力されていた商品棚卸高の情報を最新のものに更新仕分け(棚卸資産の洗替え)していきます。

棚卸前(残高試算表)

棚卸前は、昨年度の棚卸情報を元に残高試算表には以下のような仕訳(期首時点)がなされているとします。

借方貸方
期首商品棚卸高

100,000円

 商   品 100,000円

棚卸後に行う仕訳の具体例

棚卸を行った後、棚卸表の情報(合計額80,000円の場合)を元に、以下のように洗替えの仕分けを行っていきます。

借方貸方
商   品

80,000円

期首商品棚卸高80,000円

このような仕分けをすることによって、今期の決算書類の損益計算書の方は下記のような感じでこの棚卸情報が反映されていくことになります。


損益計算書

①売上高       20,000,000

②期首商品棚卸高     1,000,000(←棚卸前)

③当期商品仕入高   10,000,000

 ④合計       11,000,000

⑤期末商品棚卸高        800,000(←棚卸後)  ⑥10,200,000

------------------------------

 ⑦売上総利益                   ⑧9,800,000


このように、⑦の総利益は①(仕入れ)-⑥(経費)で計算できます。

この⑥の経費は④-⑤で計算できますので、今期の棚卸表の合計額のところの⑤の数字が大きくなると経費が少なくなり売上総利益が減ります。

逆に、⑤の数字が小さくなると経費が大きくなり、売上総利益が大きくなります。

このような感じで、期末日の棚卸作業によって得られた棚卸資産の額というのは、今期の会社の売上総利益の部分の数字を左右するものであることを理解しておきましょう。

>>【合同会社】自分で決算処理と書類作成を行う具体的な方法

最後に一言

今回は、【棚卸の仕訳】棚卸表ができた後の具体的な仕訳例(決算編)についてお話しました。

棚卸作業というのは今期売れ残った在庫の合計金額を調べる作業のことであり、在庫が多い(売れ残りが多い)場合は売上総利益は減り、在庫が少ない場合は売上総利益が上がります。

この辺りのことを理解しながら棚卸の仕訳処理を行っていくと、会社の決算の事も同時に理解できて経理が楽しくなってくるのではないかと思います。

是非参考にしてみてくださいね。

それでは!



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