【合同会社設立】出資金の振込と資本金の払込を証する書面の作り方

合同会社設立で出資金の払込があったことを証明する書類

会社を設立する際は、様々な書類を各省庁に提出する必要があります。

特に、合同会社を設立する設立登記で必要な書類の中で「資本金の払込を証する書面」というものがあります。

この書類は会社を設立するためには資本金がちゃんと準備されていることを証明するためのものとなります。

ただ、会社をはじめて設立する人の場合、どうやってその書類を作ればいいのか、出資金が払い込まれたことをどうやって証明すればいいのか、よくわからないのではないかと思います。

そこで今回は、出資金の払い込みの方法から、資本金の払込を証する書面の作り方まで、詳しくお話していきます。

出資金と資本金について

まずはじめに、出資金と資本金という言葉の意味についてお話していきます。

会社を設立するためには、登記手続きや営業を始めるための準備(建物や設備など)で必要となるお金(ビジネスの元手、資本金のこと)を用意する必要があります。

>>資本金とは?

この会社の元手となる資本金は、出資者(会社設立後にオーナーとなる人、一人社長の場合は自分自身)から集めた出資金(自分でコツコツ貯めてきた個人のお金)の合計額となります。

「資本金」=「出資金の合計額」

このように個人から設立予定の会社のために貰い受けるお金のことを出資金といい、その合計額が資本金、そして、その資本金は会社設立の手続きやその他の営業準備などに活用されていくということを理解しておきましょう。

出資金の払い込み方法について

続いては、具体的な出資金の払込方法についてお話していきます。

出資金は、会社の代表となる人の個人の通帳に「振込名義人」の名前が記載されるように入金します。

出資金を振り込んだ通帳

具体的には、単純に通帳に入金するのではなく、上記の通帳に振り込む形で入金します。

そうすれば振込手続きなどで入力した振込人の氏名が上記のような感じで通帳に記載されるようになります。

ただし、一部の銀行では同一口座への振込はできないこともありますので、そのような場合は窓口から現金で振り込むというように振込を行うといいでしょう。

ちなみに、通帳には今後書類に記載していく出資金と同一額が記帳されていなければなりませんので、振込手数料は別払いで払っておきましょう。

資本金の払込を証する書面の作り方について

合同会社設立登記の申請書類で必要となる資本金の払い込みを証する書面は、自分で文章を作り、それをA4用紙に印刷するという形で作成することが可能です。

以下に、資本金の払い込みを証する書面の雛形サンプルを載せておきますので、参考にしてみてください。


払込みがあったことを証する書⾯

当会社の資本⾦については以下のとおり、全額の払込みがあったことを証明します。

払込みがあった⾦額の総額   150,000円

平成◯年◯⽉◯⽇

(本 店) 〇〇県〇〇市〇〇町〇〇番地の〇〇

(商 号) 〇〇合同会社  (印)

(代表者) 設⽴時代表社員 〇〇 〇〇


払込があった金額の総額のところは、前のページでお話した通帳に振込まれた額の合計額を記載します。

また、(印)というところ(実際にはこの文字を記載しなくても良い)には、この書類を印刷後、代表者印を押印しておきましょう。

払込があったことを証する書面に代表者印を押印

なお、代表者印などの会社設立で必要な印鑑の購入方法については、こちらの記事で詳しく説明しています。

>>会社設立で必要な印鑑(代表者印、角印、銀行印)を安く購入する方法

上記の書類が準備できたら、次は通帳のコピー(白黒でOK)を用意していきます。

  • 表表紙
  • 表表紙の裏側(銀行名や口座番号、口座人名義などの記載があるページ)
  • 振込金額(出資金)および出資者名が確認できるページ

出資金を振り込んだ通帳のコピー

あとは、これらの書類をひとまとめにしていきます。

まず、ホッチキス(左側、2個所)でこれらの書類を以下の順番でまとめていきましょう。

  1. 払込みがあったことを証する書⾯
  2. 表表紙
  3. 表表紙の裏側
  4. 振込金額が確認できるページ

ホッチキスで書類をまとめる

そして、すべてのページの間に出資者全員の個人の実印を押印していきます。

出資者の個人の実印を押印

お疲れさまでした。

これで、法務局に提出する際に使う「資本金の払込を証する書面」が完成しました。

>>【一人社長】合同会社の設立登記を自分で行う方法(約6日、7万円)

最後に一言

今回は、【合同会社設立】出資金の振込と資本金の払込を証する書面の作り方についてお話しました。

一見難しそうに見える書類の作成ですが、やってみるととても簡単でした。

是非参考にしてみてくださいね。

それでは!

タイトルとURLをコピーしました