会社を設立する際は、様々な書類を各省庁に提出する必要があります。
会社の法人登記が完了(登記書類提出)から3~5日後したら、法務局で会社の印鑑カードを受け取ることができるようになります。
この印鑑カードは、会社の「印鑑証明書」(会社名義の銀行口座などを作ったりする時に提出を求められる)を発行する際に必要となります。
そこで今回は、会社の印鑑カードを入手する具体的な方法について、詳しくお話していきます。
【STEP1】印鑑カード交付申請書を入手する
会社の印鑑カードは、印鑑カード交付申請書という書類を法務局に提出することで手に入れることができます。
この申請書は、法務局で直接受け取るか、以下のサイトからダウンロード&印刷して利用することができます。
【STEP2】印鑑カード交付申請書に記入する
印鑑カード交付申請書が手に入ったら、後はそれに必要事項を記入していきましょう。
- 登記所に提出印鑑の押印欄;会社代表印(会社実印、代表者印)を押印する
- 商号・名称;会社名を記入する
- 本店・主たる事務所;会社の住所を記載する
- 印鑑提出者;資格(代表社員など)、氏名、生年月日を記載する
- 会社法人番号;登記直後でまだ法人番号指定通知書が会社に届いていない場合は未記載でOK
- 申請人;チェック欄(印鑑提出者本人にチェック)し、住所や氏名、電話番号(個人のものでOK)を記入
【STEP3】法務局の申請窓口で印鑑カードを受け取る
印鑑カード交付申請書の準備ができたら、早速法務局に行き、会社の登記申請手続きを行った窓口にその書類を提出していきます。
その場で約20~30分ほど待つと、会社の印鑑カードを受け取ることができます。
印鑑カードには印鑑カード番号(11桁、灰色で目隠ししています)が記載されていますので、印鑑証明書が欲しい場合はその番号を使って手続きを行っていくことになります。
なお、カードの一番下にある本人識別欄は、印鑑カードがどの印鑑のカードだったか本人がわかるように記入するところなので、複数の会社を経営していて会社実印が何個もあるという人以外は特に記入しなくてもOKです。
最後に一言
今回は、【合同会社設立】印鑑カード交付申請書で印鑑カードを受け取る方法についてお話しました。
会社の印鑑証明書は会社設立後の銀行口座開設などですぐに必要となってきます。
印鑑カードはその印鑑証明書を手に入れるために必要となりますので、登記が完了したらすぐにでも手続きを行って手に入れておきましょう。
それでは!